今回は、岡部工業が実際にお客様に提案した、「超」具体的なVE提案事例をお伝えいたします。

下の図面は、とある筐体部品の拡大図です。
筐体設計・製造.comにお話しを頂いたときには2部品で構成され、別部品にそれぞれスポット溶接される設計でした。

 

 

この2部品は、ほぼ高さが変わらないことから、筐体設計・製造.comでは

『2つの部品の高さを合わせられませんか?そうすれば一体化できる上、曲げ回数も1度で済みますよ』

という提案をさせて頂きました。

お話したところ、お客様にて検討頂き、寸法も合わせた上で一体部品で製造することになりました。

その図面がこちらです。

 

 

こうすることで、部品は1部品になり、曲げ回数も減少し、スポット溶接は半減することができたので、大きなVE効果を上げることができました(ここでは一つの事例として紹介しましたが、実際は変更する箇所が多く、非常に高いコストダウン効果を生みました)。

このように、筐体設計・製造.comでは、お客様の筐体の設計段階における具体的なVE提案を行うことで競争力の工場に貢献いたします。図面ができてからでは遅いので、ぜひ検討段階でお声がけ頂ければ幸いです。

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