はい。TIG溶接による板金筐体の溶接によって気密性の確保はできます。
しかし、部品が大きくなると必然的に溶接長が長くなり、それに伴って板金部品に加わる溶接熱が大きくなります。溶接熱が大きくなると、熱応力によるひずみが大きくなるため、板金部品が大きく変形してしまいます。この歪みを修正する作業は熟練の作業者による勘と経験が必要になる難しい作業で、大変時間のかかる作業になってしまいます。
このような場合筐体設計・製造.COMでは、ファイバーレーザー溶接での溶接を提案します。ファイバーレーザー溶接ではレーザーによって板金部品を加熱します。このため、TIG溶接に比べて集中した範囲を短時間で加熱、溶解させるため、板金部品に与える熱が相対的に少なくなります。このため、熱応力による歪みが小さく、修正作業が不要になり、工数削減につながります。
ファイバーレーザー溶接についてより詳しく知りたい方は以下のリンクからご覧くださいませ。
>>ファイバーレーザー溶接とは? メリット・デメリットについて解説
TIG溶接や板金筐体の気密性の確保に関して少しでもお困りの方は、まずは筐体設計・製造.COMにご連絡ください。板金ソリューションカンパニーとして、あなたのお悩みを解決いたします。
以下のリンクよりファイバーレーザー溶接に関する詳しい情報をご覧ください。