はい、岡部工業ではアルミ材のスポット溶接は可能です。ただし、下記記事で紹介しているように、板厚には限界があります。

>>どれくらいの板厚までスポット溶接は可能ですか?

 

スポット溶接では素材を加圧し、電流を加えた際に発生する抵抗熱によって素材を溶融し、接合します。ここで、アルミ材はSECCやSPCCなどの鉄系の材料に比べて電気抵抗が低いために、鉄材と同じ電流を流しても発生する抵抗熱が小さくなってしまうので溶接できません。このためアルミ材のスポット溶接では鉄系の素材よりも大きな電流を加える必要があります。

スポット溶接時に大きな電流を加えるためには、それに対応した設備が必要です。岡部工業ではアルミ材(A5052)の板厚2.0同士のスポット溶接まで対応できる設備を保有しています。

ただし、アルミ材板厚2.0同士のスポット溶接は設備の限界に近いため、加工可能かどうかは部品の形状などに左右されます。詳細は筐体設計・製造.COMまでお問い合わせください。