Before

複雑な曲線部品の加工は、ファイバーレーザー溶接に工法転換することで効率アップ!

こちらのような複雑な曲線の加工をする際は、一般的には直線部分を曲げ加工で行い、曲線部分のみを隅肉溶接で加工します。例えば上記の写真では、赤い直線部分は曲げ加工を行い、緑色の曲線部分は曲線状に加工された別部品を隅肉溶接します。

しかし、手動で板金部品と曲線部品を隅肉溶接するため、どうしても精度面や見た目が悪くなってしまいます。また、溶接自体にも時間がかかるのはもちろんのこと、隅肉溶接後に溶接歪みの除去作業も必要となるため、作業時間が膨大となってしまい、非常に非効率な加工方法となります。

V

After

複雑な曲線部品の加工は、ファイバーレーザー溶接に工法転換することで効率アップ!

このような場合は、ファイバーレーザー溶接を用いることで、複雑な曲線部品であっても高精度に溶接加工することができ、隅肉溶接と比較しても美観性が良くなります。さらに、短時間での効率的な溶接加工が可能となり、大幅なコスト低減が図れます。

POINT

当社では6軸多関節ロボットによるファイバーレーザー溶接機を3台保有しており、高精度な薄板板金の溶接加工にも対応しております。ファイバーレーザー溶接を用いることで、

・手動による溶接のため、見た目が美しくない
・溶接後の歪みの除去作業が必要
・溶接自体もに膨大な時間を要するため、効率が悪い

という問題点をすべて解決することができるのです。