抜き加工の加工機(NCT、レーザー)には加工可能な最大寸法が決まっています。これ以上の大きさの展開寸法を持つ部品は通常加工できなくなってしまいます。そのため板金筐体を設計する際には、展開形状が加工機械の加工可能な最大範囲を超えないように注意する必要があります。

また、市販されている材料は基本的に決まった寸法の材料(定尺)で販売されています。この寸法以外の材料を購入することは難しいです。次のページに一般的な定尺材の寸法を掲載しているので参考にしてください。

定尺の板材サイズ

 

筐体設計・製造.COMを運営する岡部工業が保有する設備では通常は 4’x 8’(サイズ:1,219mm x 2,438mmまでの定尺材の加工に対応しています。

ちなみに設備として加工可能な最大サイズは5’x 10’(サイズ:1,524mm x 3,048mmです。ただし、加工できる設備が限られてきますので、大型の板金筐体の加工を考えている方はお気軽にご相談ください。