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ボトミングとはV曲げ加工の一種です。
筐体の部品をプレスブレーキでV曲げ加工する際は、上型は約90度の凸形状のパンチと呼ばれる金型を使用し、下型にはV形状の溝がある金型を使用します。鋼板を上下の金型の間に挟み、圧力を加えていくとそれに応じて鋼板が曲げられていきます。このV曲げ加工時の鋼板の変形状態のに応じてV曲げの特徴が異なっており、パーシャルベンディング、ボトミング、コイニングと呼ばれています。
ボトミングのときの鋼板は以下の中央の写真の様になっています。
（（株）アマダ 様の資料から引用）
ボトミングによるV曲げは、写真のように鋼板が下型のV溝に沿って曲げ加工されている状態です。コイニングと比較すると小さな加工圧力で加工することができ、曲げ角度の精度も良い為に、もっとも使用されている加工方法です。
