製品情報
こちらは、ファイバーレーザー溶接ロボットを用いてA5052を溶接した加工事例です。写真のように板材の端面と端面を合わせた箇所にファイバーレーザーにより溶かし込み、接合しております。30Φと50Φの丸型母材を接合しており、斜め45度の角度でトーチを入れて溶接します。
A5052はアルミ合金ですが、アルミは融点が低いため、溶接の際の熱のコントロールが難しく、溶接の技量が必要となります。しかしファイバーレーザー溶接ロボットであれば、技量と関係なく、溶接を行うことができます。
また、本事例の部品は、円形かつ30Φ・50Φと小さいサイズのため、手作業での溶接であれば、難しい作業となりますが、ファイバーレーザー溶接ロボットを用いれば、作業者を選ばずとも溶接が可能です。