筐体設計・製造.COMではネジ止めを伴う板金筐体の組立作業も行っています。以下のような項目に気をつける必要があります。
①ねじの長さ、種類を統一すること
→このようにすることで、作業性の向上や組み間違いの防止に繋がります。
②板厚が薄い部品の固定に組み込みネジが使えないケースがあること
→板金筐体の組立作業に良く使われるねじに、組み込みネジがあります。このねじはバネ座金と平座金がネジに取付けてあり作業性がよいために良く使用されています。このネジの根元にはネジが切られていない「不完全ネジ部」と呼ばれる場所があります。この場所ではネジが無いため、めねじとかみ合う事が出来ません。そのため、ネジで取付ける部品の板厚が薄いと部品を組込みネジで固定できない場合があります。このため板厚が薄い部品の固定には注意が必要です。
以上の点にご留意いただければと思います。その他ご不明点などはお気軽に筐体設計・製造.COMへお問い合わせください。