曲げの内Rの寸法は、プレスブレーキで加工する場合には、板厚、曲げ金型の先端R、曲げ金型のV幅などで変化します。
基本的に、
・板厚が厚くなるにつれて曲げの内Rの寸法は大きくなります。
・曲げ金型の先端Rが大きくなるにつれて、曲げの内Rの寸法は大きくなります。
・曲げ金型のV幅が大きくなるにつれて、曲げの内Rの寸法は大きくなります。
プレス機を使い専用金型を製作して曲げ加工をする場合には、曲げ内側に「ころし」と呼ばれるへこみを設ける事があります。この場合、曲げの内側は直角に近い形状で曲げ加工する事が可能となります。
このほか、材質によっても内Rの寸法を考慮しないといけないケースもありますので、詳しくは筐体設計・製造.COMまでお気軽にお問い合わせください。