大型金属筐体の設計・製造の豊富な実績
岡部工業株式会社は、1931年の創業以来、数多くの精密板金加工品および筐体を製造してきました。筐体設計・製造における、高い技術力と豊富な実績を持ち合わせています。
アルミやステンレス等のサンプル溶接から部品点数400超の筐体の設計・製作まで、幅広く対応いたします!
アルミ、SUS、銅は溶接が難しい材質し、異種金属の溶接はもっと難しそう…
できるかどうかの試験だけやってみたい!サンプル溶接を頼める会社はどこだろう…
大型筐体だと部品数が多くて時間もお金もかかりそう…とにかくコストが気になる!
本当にこの設計が最適なのだろうか…
溶接だけでなく設計段階から相談したい!
まずは我々のファイバーレーザー溶接による加工実績の数々をご覧ください!
筐体設計・製造.COMでは、1931年の創業以来、数多くの精密板金加工および筐体を製造してきました。
製品事例のページでは、そんな当社自慢の大型精密筐体の事例の一部をお見せしております。
ファイバーレーザー溶接ロボット FLW-4000 溶接動画①
ファイバーレーザー溶接ロボット FLW-4000 溶接動画②
ファイバーレーザー溶接ロボット FLW-4000 溶接動画③
ファイバーレーザー溶接ロボット FLW-4000 溶接動画④
ファイバーレーザー溶接ロボット FLW-4000 溶接動画⑤
ファイバーレーザー溶接ロボット FLW-4000 溶接動画⑥
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岡部工業株式会社は、1931年の創業以来、数多くの精密板金加工品および筐体を製造してきました。筐体設計・製造における、高い技術力と豊富な実績を持ち合わせています。
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当社には、ファイバーレーザー溶接の開発を専門にする課があります。アルミやステンレス、銅などの高反射材の溶接から、異種金属の溶接まで、サンプル溶接を通してお客様とともに開発をしていきます。
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当社のファイバーレーザー溶接では、連続照射によって深い溶け込みを実現します。そのため、薄板の板金であっても、大型の板金筐体であっても、歪みレスな高精度溶接を実現いたします。
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岡部工業株式会社は、1931年の創業以来、数多くの精密板金加工品および筐体を製造してきました。筐体設計・製造における、高い技術力と豊富な実績を持ち合わせています。
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岡部工業株式会社では、お客様のご注文に合わせてオリジナルの冶具を製作します。冶具を外注せずに内製することで、より低コストかつよりスピーディーな生産体制を整えています。
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技術的難易度の高い筐体製造に対応するため、当社では開発・設計から製造・組立までの一貫生産体制を築いています。また、中国でも同様の一貫体制を整えており、グローバルに高品質筐体を供給します。
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岡部工業株式会社は、国際規格のISO9001だけでなく、ATMの安全性に関する米国規格UL291、欧州規格CEN1143などの認証規格を取得して、より信頼性と安心性の高い筐体製造を行っています。
ファイバーレーザーとは、希土類添加ファイバーを媒質に用いたレーザーのことで、固体レーザーに分類されます。ファイバーレーザーは固体レーザーの一種ですが、YAGレーザーなどのバルク型の固体レーザーとは媒質の形が大きく異なります。
【ファイバーレーザーの特徴】
ファイバーレーザーのレーザー発振動作には、CW(Continuous Wave) 発振(連続発振)とパルス発振の2種類があります。CW発信(連続発振)は高出力であるため、切断や溶接に使用されることが多く、一方、パルス発信は低出力で微細加工やマーキングの用途に使用されることが多くあります。
ファイバーレーザーとは? >ファイバーレーザー溶接とは、ファイバーレーザーを用いて行うレーザー溶接です。ファイバーレーザー溶接の特徴は、主に以下の通りです。
ファイバーレーザーによる非接触な局所加熱、ビームの小径スポットによる高いエネルギー密度によって、ビード幅に対する溶け込みがTIGレーザー溶接よりも深いという特徴があります。そのため、溶接による焼けや歪みが少なく、高品質な溶接を実現することができます。この特徴から、薄板板金の溶接に適しており、熱による歪みが発生しやすい薄板溶接であっても、歪みが少なくきれいに溶接を行うことができます。
また、ファイバーレーザー溶接は溶接スピードが高速であるため、溶接工程の削減を実現することができます。ファイバーレーザー溶接はTIGレーザー溶接やYAGレーザー溶接に比べて2~10倍のスピードにて溶接を行うことが可能です。そのため、溶接工数の大幅な削減を行うことができます。
さらに、ファイバーレーザー溶接はアルミやステンレスなどの高反射材や、真鍮やチタンなどの難削材の溶接、融点の異なる異種金属の溶接など、溶接加工が難しい材料の加工を行うこともできるため、幅広い用途に用いることができます。
ファイバーレーザー溶接では鋼鈑はもちろんのこと、susや真鍮、さらには高反射材であるアルミ、銅などの溶接が可能です。ほかの溶接方法と比較すると下表のようになります。
溶接方法 | 鋼鈑 | SUS | アルミ | 銅 | 真鍮 | 加工可能な板厚 (mm) |
---|---|---|---|---|---|---|
ファイバーレーザー溶接 | 0.5〜6.0 | |||||
MAG溶接 | ○ | △ | × | × | × | 0.5〜6.0 |
TIG溶接 | ○ | ○ | ○ | × | × | 0.5〜6.0 |
スポット溶接 | ○ | ○ | ○ | × | × | 0.5〜6.0 |
※表が見切れている場合は横にスクロールしてください
筐体溶接に関する基礎知識について >ファイバーレーザー溶接ロボットの最大の特徴は、薄板の溶接を高品位かつ、高速で行えるという点です。溶け込みが深いために、薄板の溶接であっても歪みが少なく、高精度に溶接加工を行うことが可能です。薄板の突きあわせ溶接であっても、高出力ファイバーレーザーによってきれいに溶接ができるので、水漏れを嫌う防水筐体やカバーなどに適しています。
また、6軸多関節ロボットを搭載したファイバーレーザー溶接ロボットでは、複雑形状部品であっても自動で溶接を行うことができます。薄板板金の溶接となると、作業者の技術力によって精度のばらつきが生まれがちですが、ロボット溶接を行うため、精度のばらつきがなく、かつ、高い生産性のもと薄板溶接を行うことができます。これにより、精度の高い、量産品の薄板板金の溶接が可能となります。
当社のアマダ製のファイバーレーザー溶接ロボットは、6軸多関節を搭載しているため、複雑形状の部品であっても自動で高速溶接を行うことができます。また連続(CW)発信による連続照射が可能であるため、滑らかな溶接ビードを実現することができます。さらに、高出力ファイバーレーザーによる深い溶け込みによって、歪みレス当社は上記のファイバーレーザー溶接ロボットを3台保有しているため、大型金属筐体の量産が可能にする高い生産性を兼ね備えております。
当社は上記のファイバーレーザー溶接ロボットを3台保有しているため、大型金属筐体の量産が可能にする高い生産性を兼ね備えております。
当社では、ファイバーレーザー溶接ロボット用の冶具をすべて自社で内製しています。通常は外注する冶具を社内で製作することで、外注費を大幅に低減させることができます。また、外注せずに社内で工程を終わらせることができるため、よりスピーディーな生産体制を実現します。
この当社オリジナル冶具は、お客様のご注文に合わせて、一からフルオーダーで製作しています。
サンプル溶接から筐体へのVE提案まで対応
6軸多関節ロボットによる複雑形状の自動溶接
自社開発の冶具によるコストダウン
当社では、通常は溶接困難なアルミやステンレス、異種金属などのサンプル溶接から、筐体設計におけるVE提案まで行い、お客様に寄り添った設計開発を行っております。また、当社ではファイバーレーザー溶接を行う6軸多関節ロボットを3台保有し、さらにオリジナル冶具の内製まで行います。これにより、高い生産性を保ちつつもコストダウンを可能にする、岡部工業ならではのファイバーレーザー溶接が実現します。
当社の設備一覧について >本ページの問合せフォームもしくは電話にてお問合せ下さい。
お客様のご希望・ご要望をお寄せください。お問合せの際は、図面などの詳細情報をご記入いただけますと、その後の対応がスムーズになります。
お客様のご要望に合わせてお見積りを提出。改善提案にも対応!
お問合せ内容に合わせて、弊社よりお見積りを提出いたします。また、内容通りに製作するだけでなく、いただいた図面に対するVE提案にも対応いたします。
最終的な仕様をご確認いただいた後、ご注文。
提出したお見積りをもとに、最終的な仕様をご確認いただきます。そして、お客様より発注書をご提出いただき、正式にご注文となります。
専門設備・経験豊富な技術者による製作・納品
ご発注頂きましたら、大型金属筐体の製作を行います。ファイバーレーザー溶接を用いた高品質かつスピーディーな筐体製造を行い、完成後にお客様のもとへ納品させていただきます。